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一昨年の4月に管理職に昇進しました。精神的な「病」で一度、
やむなく休職してしまった私には破格の待遇です。
しかし、管理職というのはロマンがなく、いつしか、私も、部下達に、
「会社は慈善事業してるんじゃないで!」、「損失は出すな!ボケ!」、
「客の要求?追加費用もらえたら、対応しなさい」、「利益をだせ!ボケ!」
などと連発し、若い頃、一番嫌いだった上司に近くなってしまいました。
世界中からのボケた客のメール、ピントがずれてる(超有名大学修士卒の)
部下達の教育。
そして、管理職になって、給料は上がったものの、残業代等はなくなったので、
時給換算にすれば、管理職にならない方が良かったのかも?
毎日、朝早くに起き、愛妻と娘達の寝顔を見てから出勤し、深夜まで働いて、終電に
乗って帰宅。当然、妻も、娘達も寝ている。
3人の寝顔を見ながら「父さんは頑張ってるけど、毎日疲れるなぁ・・・」とため息を
漏らす日々でした。
さらに技術営業の業務もまかされて、先週は南米、今週は事務所、来週からは、
ドイツとポーランド、その次の週は、中国の重慶、成都、帰国途中に台北、高雄を、
まわってくる、といった殺人的スケジュールでした。
個人的な見解として、管理職がそんなに飛び回ってはいけないのです。
事務所でドンと構えて、部下達に仕事をまかせ、そのFollowをするのが
大切なのです。
(この会社は勘違いしているなぁ~、と思ったのもそれが始まりでした)
そして、ある時、部下が損失報告書をもってきました。
「約○億円の純損失が発生・・・」、なんですか~?これぇは~?
今まで聞いてませんよぉ!!と部下を叱責しても、
半泣きになってしまって、まともに説明できません。
部下を別室の、会議室まで連れて行き、
「なぜ、ここまでになるまでに報告・連絡・相談に来なかったのだ?」と聞いても、
泣いて嗚咽してばかり、「お前、もう30歳やろ、泣いてもしょうがないよ」と、
諭しました。
彼の言い分としては「客が次から次へと、契約書にない、追加項目を強く出してくる」
「もう僕は耐えられません」と言った感じでした(契約書に記載がなけりゃぁ、
追加費用です)何を、遠慮しているのやら?。
こんな感じで、私の管理職時代はスタートしました。
正直、デキの悪い部下(性格が明るければいいんですけど)を管理するのが、苦痛になり、
「おはえら、認めて欲しかったら、結果出せ!!」と課内会議でハッキリ言いました。
私も、早朝から深夜まで働き、たいていの土曜日は出勤してました。
唯一の休みの日曜日は、「もう、朝からずっと寝ていたい」って感じで、
娘達のブーイングをかいました。
そうして、どんどん、私の精神は磨り減っていくのでした。
← いろんな人いますねぇ
やむなく休職してしまった私には破格の待遇です。
しかし、管理職というのはロマンがなく、いつしか、私も、部下達に、
「会社は慈善事業してるんじゃないで!」、「損失は出すな!ボケ!」、
「客の要求?追加費用もらえたら、対応しなさい」、「利益をだせ!ボケ!」
などと連発し、若い頃、一番嫌いだった上司に近くなってしまいました。
世界中からのボケた客のメール、ピントがずれてる(超有名大学修士卒の)
部下達の教育。
そして、管理職になって、給料は上がったものの、残業代等はなくなったので、
時給換算にすれば、管理職にならない方が良かったのかも?
毎日、朝早くに起き、愛妻と娘達の寝顔を見てから出勤し、深夜まで働いて、終電に
乗って帰宅。当然、妻も、娘達も寝ている。
3人の寝顔を見ながら「父さんは頑張ってるけど、毎日疲れるなぁ・・・」とため息を
漏らす日々でした。
さらに技術営業の業務もまかされて、先週は南米、今週は事務所、来週からは、
ドイツとポーランド、その次の週は、中国の重慶、成都、帰国途中に台北、高雄を、
まわってくる、といった殺人的スケジュールでした。
個人的な見解として、管理職がそんなに飛び回ってはいけないのです。
事務所でドンと構えて、部下達に仕事をまかせ、そのFollowをするのが
大切なのです。
(この会社は勘違いしているなぁ~、と思ったのもそれが始まりでした)
そして、ある時、部下が損失報告書をもってきました。
「約○億円の純損失が発生・・・」、なんですか~?これぇは~?
今まで聞いてませんよぉ!!と部下を叱責しても、
半泣きになってしまって、まともに説明できません。
部下を別室の、会議室まで連れて行き、
「なぜ、ここまでになるまでに報告・連絡・相談に来なかったのだ?」と聞いても、
泣いて嗚咽してばかり、「お前、もう30歳やろ、泣いてもしょうがないよ」と、
諭しました。
彼の言い分としては「客が次から次へと、契約書にない、追加項目を強く出してくる」
「もう僕は耐えられません」と言った感じでした(契約書に記載がなけりゃぁ、
追加費用です)何を、遠慮しているのやら?。
こんな感じで、私の管理職時代はスタートしました。
正直、デキの悪い部下(性格が明るければいいんですけど)を管理するのが、苦痛になり、
「おはえら、認めて欲しかったら、結果出せ!!」と課内会議でハッキリ言いました。
私も、早朝から深夜まで働き、たいていの土曜日は出勤してました。
唯一の休みの日曜日は、「もう、朝からずっと寝ていたい」って感じで、
娘達のブーイングをかいました。
そうして、どんどん、私の精神は磨り減っていくのでした。


一昨年の4月に管理職に昇進しました。精神的な「病」で一度、
やむなく休職してしまった私には破格の待遇です。
しかし、管理職というのはロマンがなく、いつしか、私も、部下達に、
「会社は慈善事業してるんじゃないで!」、「損失は出すな!ボケ!」、
「客の要求?追加費用もらえたら、対応しなさい」、「利益をだせ!ボケ!」
などと連発し、若い頃、一番嫌いだった上司に近くなってしまいました。
世界中からのボケた客のメール、ピントがずれてる(超有名大学修士卒の)
部下達の教育。
そして、管理職になって、給料は上がったものの、残業代等はなくなったので、
時給換算にすれば、管理職にならない方が良かったのかも?
毎日、朝早くに起き、愛妻と娘達の寝顔を見てから出勤し、深夜まで働いて、終電に
乗って帰宅。当然、妻も、娘達も寝ている。
3人の寝顔を見ながら「父さんは頑張ってるけど、毎日疲れるなぁ・・・」とため息を
漏らす日々でした。
さらに技術営業の業務もまかされて、先週は南米、今週は事務所、来週からは、
ドイツとポーランド、その次の週は、中国の重慶、成都、帰国途中に台北、高雄を、
まわってくる、といった殺人的スケジュールでした。
個人的な見解として、管理職がそんなに飛び回ってはいけないのです。
事務所でドンと構えて、部下達に仕事をまかせ、そのFollowをするのが
大切なのです。
(この会社は勘違いしているなぁ~、と思ったのもそれが始まりでした)
そして、ある時、部下が損失報告書をもってきました。
「約○億円の純損失が発生・・・」、なんですか~?これぇは~?
今まで聞いてませんよぉ!!と部下を叱責しても、
半泣きになってしまって、まともに説明できません。
部下を別室の、会議室まで連れて行き、
「なぜ、ここまでになるまでに報告・連絡・相談に来なかったのだ?」と聞いても、
泣いて嗚咽してばかり、「お前、もう30歳やろ、泣いてもしょうがないよ」と、
諭しました。
彼の言い分としては「客が次から次へと、契約書にない、追加項目を強く出してくる」
「もう僕は耐えられません」と言った感じでした(契約書に記載がなけりゃぁ、
追加費用です)何を、遠慮しているのやら?。
こんな感じで、私の管理職時代はスタートしました。
正直、デキの悪い部下(性格が明るければいいんですけど)を管理するのが、苦痛になり、
「おはえら、認めて欲しかったら、結果出せ!!」と課内会議でハッキリ言いました。
私も、早朝から深夜まで働き、たいていの土曜日は出勤してました。
唯一の休みの日曜日は、「もう、朝からずっと寝ていたい」って感じで、
娘達のブーイングをかいました。
そうして、どんどん、私の精神は磨り減っていくのでした。
← いろんな人いますねぇ
やむなく休職してしまった私には破格の待遇です。
しかし、管理職というのはロマンがなく、いつしか、私も、部下達に、
「会社は慈善事業してるんじゃないで!」、「損失は出すな!ボケ!」、
「客の要求?追加費用もらえたら、対応しなさい」、「利益をだせ!ボケ!」
などと連発し、若い頃、一番嫌いだった上司に近くなってしまいました。
世界中からのボケた客のメール、ピントがずれてる(超有名大学修士卒の)
部下達の教育。
そして、管理職になって、給料は上がったものの、残業代等はなくなったので、
時給換算にすれば、管理職にならない方が良かったのかも?
毎日、朝早くに起き、愛妻と娘達の寝顔を見てから出勤し、深夜まで働いて、終電に
乗って帰宅。当然、妻も、娘達も寝ている。
3人の寝顔を見ながら「父さんは頑張ってるけど、毎日疲れるなぁ・・・」とため息を
漏らす日々でした。
さらに技術営業の業務もまかされて、先週は南米、今週は事務所、来週からは、
ドイツとポーランド、その次の週は、中国の重慶、成都、帰国途中に台北、高雄を、
まわってくる、といった殺人的スケジュールでした。
個人的な見解として、管理職がそんなに飛び回ってはいけないのです。
事務所でドンと構えて、部下達に仕事をまかせ、そのFollowをするのが
大切なのです。
(この会社は勘違いしているなぁ~、と思ったのもそれが始まりでした)
そして、ある時、部下が損失報告書をもってきました。
「約○億円の純損失が発生・・・」、なんですか~?これぇは~?
今まで聞いてませんよぉ!!と部下を叱責しても、
半泣きになってしまって、まともに説明できません。
部下を別室の、会議室まで連れて行き、
「なぜ、ここまでになるまでに報告・連絡・相談に来なかったのだ?」と聞いても、
泣いて嗚咽してばかり、「お前、もう30歳やろ、泣いてもしょうがないよ」と、
諭しました。
彼の言い分としては「客が次から次へと、契約書にない、追加項目を強く出してくる」
「もう僕は耐えられません」と言った感じでした(契約書に記載がなけりゃぁ、
追加費用です)何を、遠慮しているのやら?。
こんな感じで、私の管理職時代はスタートしました。
正直、デキの悪い部下(性格が明るければいいんですけど)を管理するのが、苦痛になり、
「おはえら、認めて欲しかったら、結果出せ!!」と課内会議でハッキリ言いました。
私も、早朝から深夜まで働き、たいていの土曜日は出勤してました。
唯一の休みの日曜日は、「もう、朝からずっと寝ていたい」って感じで、
娘達のブーイングをかいました。
そうして、どんどん、私の精神は磨り減っていくのでした。


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